ボルシチを作った。
ボルシチは、ロシアの伝統料理。
ビーツが取れたので、どうしようかなーと思って、これを作ることにした。
そもそも、僕は、ボルシチは食べたことがない。
食べたことがあるのは、ピンクのスープ。
3年前リトアニアで、ピンクのスープを見たとき、すごく衝撃だった。
名前は、「シャルティバルシチェイ」。
真っ赤な西洋野菜・ビーツと、ケフィアという発酵乳でつくるシャルティバルシチェイは、リトアニアの人たちが夏に好んで食べる、口当たりのいい酸味がさっぱりおいしい冷製スープ
「シャルティ」は冷たい、「バルシチェイ」はボルシチの意味なのだとか。
その見た目から、味が想像できなかったりけど、あっさりしてて美味しかった。
あの色が、すごく印象的で、いつか日本でも作ってみたいなーって思ってた。
そして、今回作った。
嬉しかったのは、ばあちゃんが、おかわりしてたこと。
「おぉ、ばあちゃんって、おかわりするんだな」って、思った。
スーパーフードとも呼ばれる、ビーツをふんだんに使ったスープ。
スベリヒユをアクセントに入れて、スーパーフード×スーパーフードみたいな組み合わせになって、もうよく分からんかったけど、美味しかった。
それにしても、ビーツって栄養あるんですね。
火のように真っ赤な野菜、ビーツは食べてみると、その見た目ほどクセはないのですが、実は「奇跡の野菜」「食べる輸血」と言われるくらい栄養が豊富です。
スーパーフードとも呼ばれてるようです。
ビーツはカリウム、ナトリウム、カルシウムなどのミネラルやナイアシン、パントテン酸などのビタミンB類、食物繊維などが含まれるほか、ベタシアニン、ベタインなどほかの作物にはなかなかない成分が含まれています。
さらに近年ではビーツに含まれる「ラフィノース」というオリゴ糖の働きや、ビーツの赤色を示すベタシアニン、ベタキサンチンが持つ抗酸化作用、さらに血管拡張作用のあるNO(一酸化窒素)の、体内での産生を促進する成分が含まれており、その生理作用に注目が集まっています
今年は、農家を始めて、初年度ということもあり、ほぼ全ての野菜に対して、お金をかけずに小規模で作って、実験しているので、家庭菜園レベルで出荷できるものはほぼほぼない。
伊万里には、耕作放棄地がまだまだあるので、これらをうまく活用して、来年以降、皆さんにおいしくて新鮮な野菜を届けれたら、嬉しい。
とにかくビーツはうまかった。