佐賀の新米農家、ど田舎から

佐賀の新米農家です。日々、気づいたことを日記としてかけたらいいなと思ってます。

毎日、胸がいっぱいになってます。

「辞めるなら、いつ辞めてもよかけんな」

 

金吾さんは、僕にそう言ってくれた。

 

長年、田舎で、いろんなことに挑戦してきて、いろんな経験をされている金吾さん、

 

農業で生計を立てることがいかに難しいかを知ってるからこそ、僕にそうやって、声をかけてくださる。

 

農業をやります。って挨拶にいった時も、金吾さんからは、辞めろって言われた。

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いかに農業が難しい産業か、

 

これまでいろんな人が農業に夢を見て、挑戦して、ダメになっていった話を

 

散々聞かせてもらった。

 

でも、僕はそんな金吾さんの忠告を無視して、農業を始めた。

 

 

始めたら、始めたで、辞めろって言ってた言葉とは反対に、いろんな面でサポートしてくださるようになった。

 

金吾さんは、僕がやりたいことの何個も先を実践されている。

 

しかも、同じ町内で住んでいるという、もう奇跡のようなことだ。

 

金吾さんは、会う人、会う人に、僕の話をしてくださってて、

 

「この若者を応援してください。応援することが、あなた方のためになります」

 

と自分の孫のように、僕の話をいろんな方にしてくださっている。

 

こんなに恵まれていることはないなと本当に思う。

 

 

昨日は、金吾さんが、お客さんを連れて、僕の畑にきてくださった。

 

その方は、大黒さんという方で、金吾さんの以前の職場関係の知り合い?らしい。

 

大黒さんとは、僕もFacebookでも友達になっている。

(金吾さんの投稿を見て、向こうから申請をしてくださった)

 

大黒さんの家族は、僕の野菜をたくさん買ってくださった。

 

わざわざ畑に来ていだだいて、野菜を買っていただけるほど、嬉しいことはない。

 

今は、ペーペーだけど、これから、もっともっと美味しいもの作って、必ず感激させたい。

 

 

 

 

実は実は、この話には、続きがある。

 

 

この現場に、僕はいなかった。

 

僕は、別のところに行っていて、金吾さんが電話越しに大黒さんたちが畑に来ることを教えてくれて、畑を案内してくださって、野菜のやりとりやお金のやりとりをしてくださっていた。

 

ありがたかった。

 

後から、金吾さんの小屋に行き、話を聞いて、お金をいただいた時は、もう感動して、胸がいっぱいになった。

 

応援していただいていること、自分の代わりに自分の話をしてくださっていること。

 

 

勝手に自分が始めたことだけど、もう、自分だけの仕事じゃないなとも思う。

 

 

やる。

 

必ず、農業を通して、人々がイキイキさせるような場を作りたい。

 

 

さて、僕は、なぜ、その現場にいなかったかというと、野菜の卸先の前田病院に行っていた。

 

前田病院については、本当に、みんなに知って欲しい素晴らしい病院なので、また別の機会に、詳しく書きたい。

 

今回は、病院の給食をいただいた。

 

f:id:matsumo_saga:20200620183951j:image僕の野菜がどんな風に調理されていて、患者さんに食べられているのか知りたかったので。

 

食べるお客さんをイメージして、卸すのは大事な気がする。

(なんとなく)

 

患者さんは、一般のお客さんと違って、舌が肥えているというか、すごく繊細なようだ。

 

例えば、野菜の葉っぱが硬かったりしたら、全然食べてもらえなかったりする。

 

今、一押しのパースレインは、しっかり食べてもらっていた。

 

栄養士さんと調理師さんが献立を考えて、美味しい料理を作ってくださっていたおかげだ。

 

唐揚げの上に、パースレインを載せて、その上から蜜柑の絞り汁をかけたもの。

 

うん、最高だった。

 

 

周りの方々に、本当に助けてもらい、応援してもらい、挑戦させてもらっている。

 

今やっていることが形になれば、いろんな人にきっと恩返しできるものになると思うので、地道にやるしかない。

 

よし、やるぞ!!