ご存知の方も多いと思いますが、世の中には、「GIVER」と「TAKER」というタイプの人がいるらしい。
(正確には、ここに「MATCHER」という人がいるが、、)
GIVERは、自分がもっているものを与えようとする人、TAKERは他人から、搾取して、成果を出そうとする人。
ある時、この「GIVER」と「TAKER」どちらが結果を出すか、営業成績を調べたらしい。
そこで分かったことは、TAKERがすぐに結果を出して、GIVERは最下位だったらしい。
ただ、面白いのが、
営業成績、ダントツのトップは、GIVERだったらしい。
内容をもう少し、詳しく知りたい方は、こちらのTEDの動画を観てみてください。
Are you a giver or a taker? | Adam Grant
さて、吉田金吾さんと一緒にいると、いつも、この人は、GIVERだなと思う。
金吾さんは、いつも人に、与えている。
農作物もそうだし、自分の時間も、知恵も、なんでも。
金吾さんの周りには、自然と人が寄ってくる。
(黒川という狭い地域では、嫉妬して悪口をいう人もいるようだが、)
本当に、そんなにあげていいのか?
ってぐらいに、なんでも人に与えるのだ。
昨日もそうだった。
僕に連絡をくれた。
車に乗せて、自分の畑に、僕を案内してくれて、どういう風に、育てれば、作物が育つのかってのを、実際に目で見せてくれて、解説してくれた。
金吾さんが、すごいのが、相手を絶対に否定しないこと。
そして、相手のことを尊重すること。
僕の畑に対して、全く口出ししない。
きっと、色々思うことはあるはずだけど、それを言わずに、僕が気付くように仕向けてくれる。
そして、他人に紹介するときは、いつも、最後に
「さとしさんをよろしくお願いします!一緒に応援しましょう」って言ってくれる。
こんだけ期待して、応援してもらってるからこそ、結果で恩返ししたいと思う。
僕が、毎日、挑戦できてるのは、本当に、周りの方のおかげだ。
金吾さんは、草刈機をもって、僕が新しく借りた畑に来てくれた。
草を刈ってくれて、何本か木をきってくれた。
そして、どういう手順で、どんな機械を使って、どんな風にここを綺麗にしていくか、事細かにアドバイスをくれた。
赤の他人で、右も左もわからない大学卒業したての僕にここまでしてくれることがありえないと思う。
こうやって支えてくださってる人たちに、恩返しするためにも、しっかりと結果を出したい。
田舎でも、希望をもって、楽しく暮らしていけるようにしたい。
やるしかない。
いつもいつも、周りの人に与えられてばっかりで、僕は何を与えれているんだろうか。
せめて、今は、夢だけはしっかりもって、意識だけは高く、誰よりも手と足と頭を動かす。
みんなに恩返しできる人になります。