本間さんちでの養鶏研修、最終日は、餌やりをして、集卵をして、映画を観た。
ガイアシンフォニーという映画。
この映画は、「地球の中の私、私の中の地球」というテーマで各界で活躍する人々にインタビューしているもの。
この映画は初め、上映してくれる映画館が無かったために、完成から約一年の間「お蔵入り」していた。1992年、龍村監督が自らチケットを引き受けることを条件に、ようやく数週間の上映に漕ぎ着けた。
今でいうクラウドファンディング的な感じで作られて、映画も市場にほぼ出回ってないらしい。
5つあるなかで、星野道夫さんが多く取り扱使われている3篇を観た。
僕は星野道夫さんのこと最近まで知らなかった。
ただ、最近会う人たちが、その名を口にし、称賛している。
なんか一気に近くなった気がする。
不思議なものだ。
映画の撮影の時には、ちょうど星野道夫さんが、熊に襲われて亡くなった直後で、星野道夫さんの奥さんや友人のインタビューとなった。
旅する木を読んで、想像していた情景が画面を通して映っていた。
見えるものは、綺麗だった。
画面上に、アラスカの自然の様子が、星野さんのエッセイと共に流れてくる。
日々生きているということは、あたりまえのことではなく、実は奇跡的なことのような気がします。つきつめてゆけば、今自分の心臓が、ドク、ドクと動いていることさえそうです。
星野さんは、どんなふうに世界を見ていて、どんなふうに次の世代にバトンを渡したかったのかな。
星野さんを見ていて、好奇に従って行動していて、それだけで突き抜けた人のように見えてきた。
自分が好きなことをやる。
これって本当に難しいことなんだろうな。
だからこそ、僕も星野さんみたいに、自分自身にワガママなになろうと思った。
好きなことをやるのは、厳しい道だ。
我慢して、誰かの言いなりになるよりも、ずっと、ずっと。
本間さんのところに行けて、良かった。
1週間という短い時間だったけど、自分にとっては大きかった。
まだやれる。
もっとワガママになっていいなと思った。
傷つくことも多いかもしれない。
でも、人生1度やし。
本間さんと一緒にいさせてもらって、ビシビシとくるものがあった。
ありがとうございました!
これから、ここで学んだこと実践します!
まず、一年目にしっかり勝負します。