素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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負けたけど、また、挑みます。

facebookを使って、スケールオーバーし市場から弾かれた玉ねぎを売ることを企てたが、思いっきり失敗した。

 

全くと言っていいほど、皆さんから、反応をいただけなかった。

 

今回の企画は、魅力が伝わらなかったということで、また、新しい何かを手を考えなくてはならない。

 

 

そうそう、昼、地域のお伊勢子という神様に祈願するお祀り事があった。

 

そこで、友人がたくさん手伝いに来てくれてることに対して、地域でも話題になっていて、その中に、

 

「ただの遊びや。素人に仕事ができるか」

 

っていう声が耳に聞こえてきて、ちょっと悲しくなった。

 

まあまあ、昨日まで大学生やったやつが、地元でたくさん人引き連れて農業してたら、そんな風に見られてしょうがない。(結果も出せてないし)

 

力がないことが悔しい。

 

今回の件も、自分がしっかりと売ることができたら、ただただサイズが大きかっただけで流通に載らない野菜もきちんと消費者のもとに届けることができたはずだ。

 

結構、悔しいが、いちいち、下を向いている暇なんてないので、次に切り替えたい。

 

自分に力がないばかりに、破棄される野菜が出たり、ちゃんとした価値を届けられないのはいやだ。

 

せっかく作ったのに、売れないということは、これからも出てくる。

 

やはり、売るところまでセットで、考えなくてはいけないなと、強く感じた。

 

仕事が終わり、売ることの勉強のために、早速、D2Cという読んでみた。

 

D2C 「世界観」と「テクノロジー」で勝つブランド戦略 (NewsPicksパブリッシング)

 

D2C(DtoC)は「Direct to Consumer」の略で、メーカー・ブランドが自社で企画・製造した商品を、自社のECサイトを用いて直接一般消費者に販売するという自社完結のビジネスモデル

 

このD2Cというビジネスモデルは、自分が農業をやる上で、やっていきたい方法だ。

 

この本で、多くの事例が出てくるが、Awayというスーツケースを売る会社のことが紹介されていて、すごく刺さった。

 

Awayは、自らを”旅”を売る会社、と位置付ける。彼らが販売しているのは、スーツケースではない。「旅のある生活」という世界観そのものなのだ。

 

世界観とは「ユニークで心に刺さる、ブランドの見た目、語り口、振る舞い、佇まいについての基本方針とその実装」のこと。言い換えれば、全てのロゴと製品を隠してもそのブランドだとわかる、ブランド独自の雰囲気や空気感のことだ。

 

「なるほど、自分が販売したい価値観は何か?」

 

まずは、ここからだ。

 

自分はめちゃくちゃ美味しい野菜を作りたいのか?


それとも、野菜を作ることを通して何かを伝えたいのか?

 

まず何より、世界観を大事にすること。

 

そして、その世界観を売って、長期的な関係を顧客と築き上げていくこと。

 

スケールオーバーした玉ねぎを売りたいという、わざわざ非効率なことだけど、そこに何か熱が入るのは、ここに強い自分の価値観があるんだろう。

 

ここを言語化しなくては。

 

皆さんは、どうやって、価値観を言語化して、お客さんと共有してますか??
教えてください😂