素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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相乗効果を生み出す、コンパニオンプランツ

いきなりですけど、コンパニオンプランツって知ってますか?

 

コンパニオンプランツ(または共栄作物、共存作物)とは、農学や園芸学において、近傍に栽培することで互いの成長によい影響を与え共栄しあうとされる2種以上の植物の組み合わせ、またはそれらの植物のこと。コンパニオンプランツを2種類以上、近傍に栽培することを混植または混作と呼ぶ  (wikepediaより)

 

2年前かな。

コンパニオンプランツの概念を本で、知ったときは、ほんとにびっくりした。

 

植物にも、相性があり、お互いがお互いを助け合う作用があるらしい

 

例えば、トウモロコシと枝豆。

 

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枝豆の根っこには、根粒菌が共生します。

 

根粒菌は、リン酸やそのほかのミネラル(微量成分)をトウモロコシに橋渡しをする役割を果たします。

 

この根粒菌は、トウモロコシにも住み着き、お互いがネットワークを介して栄養を行き来させることができます。

 

また、枝豆は弱めの光でもよく育つので、枝豆は草丈が低く、トウモロコシと一緒に栽培しますとトウモロコシの陰になりますが、さほど影響を受けません。

 

さらに、枝豆とトウモロコシは「科」が異なりますので、寄ってくる害虫がそれぞれ違います。

 

別種の害虫はお互いを避け合う性質があるため、枝豆に付くシロイチモジマダラメイガ、トウモロコシに付くアワノメイガのどちらも寄り付きにくくなります。

 

枝豆とトウモロコシはそれぞれ「バンカープランツ(おとり作物)」になります。

 

お互いの害虫に対する天敵が枝豆とトウモロコシを「すみか」にして害虫を食べてくれますので、野菜全体の害虫被害が少なくなる効果が期待できます。

 

このように、枝豆とトウモロコシを一緒に植えることで生育面も病気面も良くなるという相乗効果があります。

 

 

コンパニオンプランツは、他にも、ナス科の植物とネギや、里芋と生姜など、いろんな組み合わせがあります。

 

もちろん、トウモロコシとサツマイモなどダメな組み合わせもあります。

 

詳しくは、また他のところで紹介しますね。

 

このように、お互いがお互いを高めあって、生長する姿って素敵だなと思います。

 

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今日まで、ずーっと住み込みで農作業を手伝ってくれてた清家くんが帰った。

 

四年生で就活真っ只中なのに、わざわざ遠くまで、来てくれた。

 

彼は、いつもニコニコしてて、まっすぐで、純粋で、少年のようだ。

 

一人で1ヶ月ぐらいタイに行って、向こうで友達沢山作ってきたり、路上で手品をして友達を作ったり、感性に従って生きてて、いつも楽しそう。

 

何かと考えてしまう僕にとって、彼と一緒に話す時間はとても貴重で、いつも童心に戻してくれる。

 

清家くんといると不思議と笑顔になるし、楽しいし、感性に従って行動できるようになる。

 

僕もよく清家くんの相談に乗ったりする。

 

日頃から考えることが好きな僕の込み入った話を好いてくれている。

 

「来て、本当に良かった。いろいろ頭整理されたし、最近、就活の頭になって、人間関係やコミュニケーションがあまりうまくいってなかった。いろいろ作業して、話できて頭スッキリしたわ」

 

と帰り際に清家くんが言ってくれた。

 

僕らは、コンパニオンプランツみたいに、お互いかわお互いを高めあえている気がする。

 

いい友達を持ってよかったなと思う。