危ない危ない。昨日の夜、大学時代の振り返りをしていたら、結構な文章量になったので、ブログを書いた気になっていた。
大学時代は、どの思い出も大切で、文章にするとどこかそげ落ちそうで、嫌だったけど、自分のために、思い出しながら、ゆっくりと振り返ってみた。
さて、昨日は、ちょっとした感動がいくつかあった。
まず、一つ目、ピノグリーンが発芽したこと。
種を植えるのは、本当に怖い。
発芽するかどうか、全くわからないから。
温度、湿度、明るさ、蒔きかた、土の状態などなど、いろんなものが関わりあうことでうまくいく。
どこか一つ極端に条件に適さなかったら、発芽しない。
蒔かぬ種は生えぬ。
でも、蒔かないと種は生えない。
種から小さな小さな緑が顔を出している様子はすごく感動する。
生命力を強く感じる。
自分ができることは、この子たちがしっかりとする環境を作ってやることだけだ。
だから、その環境作りに全力で力を尽くしたい。
他にも、人参、大根、とうもろこし、サヤインゲン、トマト、水菜など、種を蒔いているので、まだまだ不安でしょうがない。
山に行くとまた、テンションが上がった。
わらびが生えていた。
昔、お父さんや妹とよく採りにいっていたのを思い出した。
こういう山菜を自分たちでとって、味わい季節を愉しめるのも、田舎の醍醐味だと思う。
今日、一番びっくりしたこと。
それは、ノビル。
昨日、読んだ雑草の本で、ノビルが紹介されているのを見た。
ネギ属の植物で、ネギのような味がするということが書かれていた。
探してみると、たくさん生えていた。
そして、恐る恐る食べてみると、なんと、ものすごく美味しかった。
僕が普段食べているネギよりも味が濃くて、ほんのり甘かった。
このノビルは、ぜひ、いろんな人に食べて欲しい。
調べてみると、薬用成分もあるらしい。
鱗茎を夏に掘りとって天日乾燥したものが生薬となり、薤白(がいはく)とよんでいて、また同類の中国の植物名を当てて山蒜(さんきん)とも呼んでいる。狭心症の痛みの予防や、食べ過ぎによる食欲不振など、ラッキョウ同様に効果があるといわれ、薬草名もラッキョウと同じ薤白である。薤白1日量3 - 5グラムを、約600 ccの水で半量になるまでとろ火で煮詰めて煎じた汁を、3回に分けて服用する利用法が知られている。
民間療法として、強壮、鎮咳、扁桃炎、咽頭炎にも効果があるともいわれていて、鱗茎の乾燥黒焼き末を砂糖湯で服用する方法が知られている[7]。外用薬として、銭たむし、はたけ、しらくも、腫れ、虫刺されなどに対して含硫化合体の制菌作用によって治りが早まるといわれていて、生の全草をすりつぶしたものを患部につける利用方法が知られている (wikipediaより)
ノビルについては今後も注目していきたい。
他には、この青い花。
イシャダオシって呼ばれている。
名前から、その強力な効果を教えてくれる。
他にも、キランソウなどと言われている。
畑に生えている雑草。これも薬草らしい。
鎮咳、去淡、解熱、健胃、下痢止めに、1日量10~15グラムに水0.5リットルを加えて、煎じながら約3分の1まで煮詰めて、こしたものを、1日3回に分けて服用します。
山野を歩いている時などに、虫にさされた場合には、茎葉をもみつぶして患部に塗るとよく、化膿した切り傷や腫れ物などに、つけると「ウミ」を出す作用があります。
うるしかぶれや草負けの場合には、煎じた液で患部を洗浄します
キランソウは、民間薬でありながら昔から知られていて、漢方薬の薬局でもキランソウの名で乾燥葉を販売していますe-yakusou.comより
僕らが見過ごしているだけで、実は、そこらへんに宝物がたくさん眠っている。
特に、田舎はその宝庫だ。
こういうことに詳しくなれば、どこからでも食量を調達できるようになるはず。
そして、山の価値や田舎の価値がもっと高くなるはず。
雑草を知りたいと思った1日だった。
雑草オタクになります。