素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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不測の事態だからこそ。

朝、4時に起きた。

 

そこから、日記を書いて、勉強をして、6時から畑へ。

 

ちなみに、今も3時半ぐらいには起きて日記を書いている。

 

目覚ましなしで。

 

きっと、こうやって、1日1日繰り返していくんだろう。

 

そういう毎日、なんか良いなって思う。

 

そう過ごせなくなる日もあるのかな。

 

 

畑にいて、ほとんど人に会わないが、今回のコロナウイルスについては、すごく警戒しないといけない。

 

昨日は1日で感染者200人が出たし、アメリカでは10万人。

 

都市部にいないので、事の重大性が、数字によってしかわからない。

 

東京と台湾に妹がいるから、本当に心配だ。

 

今、僕がやらないとけないことや求められていることは、1日でも早く美味しい野菜を作れるようになることだ。

 

昨日は、始めて、種まきをした。

 

ピノグリーンという品種。

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たくさん種があるし、栽培期間が短いから、失敗しても良いんだけど、なんか緊張してしまった。

 

研修から帰ってきて、1週間ちょっとになる。

 

考えると、ここまで種を撒かなかったのではなく、撒けなかったんだろうなって思う。

 

発芽しないことがすごく嫌だった。

 

そして、美味しくない野菜を作るのがすごく嫌だった。

 

だから、すごく土のことを勉強したり、発芽のことを勉強したりして、なるだけ勉強したり、準備したりすることにした。

 

でも、それって裏を返せばビビっているだけだった。

 

研修先の真野さんから、早く種を撒いた方がいいという助言を受けて、種を撒いた。

 

まだ、家にどんな資材があるかも十分に把握してなかった。

 

畝に被せる物はなかったので、とりあえず代用できそうなやつを使った。

 

だから、完璧じゃない。

 

なんなら、発芽しないかもしれない。

 

でも、これでいい。

 

やってから気づいたけど、これで成功したら、別に色々資材が要らないし、逆に失敗したら変えればいい。

 

当たり前だけど、完璧なんてないし、今ある状態で、なんとかやるってのが大事だなって思った。

 

特に、今はコロナで、あらゆるものがストップする可能性がある。

 

完璧じゃない状態で、いかに工夫して、ベターな状態にするかってのが大事だ。

 

その際に必要なのは、経験だと思う。

 

僕の場合、その経験がないから、こういう不測の自体では、きっと、すごく弱い。

 

だから、大事になってくるのが、先輩方にすぐ聞ける様にしておくということだろう。

 

それに加えて、しっかりと論理武装する必要もあると思う。

 

論理武装した上で、先輩の話を聞いて、自分の知識と照らし合わせながら、判断していくこと。

 

 

今回の種まきで、自分は結構完璧を求めてしまうタイプだということが分かった。

 

行動したい。

 

でも、その完璧を求める姿勢は忘れたくない。

勉強しなくなるから。

 

完璧を追求しつつも、曖昧なまま行動して、アジャストしていく。

 

そんなバランスが大事なんだろうなって思った。

 

どうなるか分からない状態なので、いろんなことを想定して、行動したい。

 

こんな事態には農家は強いと思う。

そして、農家として、世の中にしっかりと貢献したい。