朝、4時に起きた。
そこから、日記を書いて、勉強をして、6時から畑へ。
ちなみに、今も3時半ぐらいには起きて日記を書いている。
目覚ましなしで。
きっと、こうやって、1日1日繰り返していくんだろう。
そういう毎日、なんか良いなって思う。
そう過ごせなくなる日もあるのかな。
*
畑にいて、ほとんど人に会わないが、今回のコロナウイルスについては、すごく警戒しないといけない。
昨日は1日で感染者200人が出たし、アメリカでは10万人。
都市部にいないので、事の重大性が、数字によってしかわからない。
東京と台湾に妹がいるから、本当に心配だ。
今、僕がやらないとけないことや求められていることは、1日でも早く美味しい野菜を作れるようになることだ。
昨日は、始めて、種まきをした。
ピノグリーンという品種。
たくさん種があるし、栽培期間が短いから、失敗しても良いんだけど、なんか緊張してしまった。
研修から帰ってきて、1週間ちょっとになる。
考えると、ここまで種を撒かなかったのではなく、撒けなかったんだろうなって思う。
発芽しないことがすごく嫌だった。
そして、美味しくない野菜を作るのがすごく嫌だった。
だから、すごく土のことを勉強したり、発芽のことを勉強したりして、なるだけ勉強したり、準備したりすることにした。
でも、それって裏を返せばビビっているだけだった。
研修先の真野さんから、早く種を撒いた方がいいという助言を受けて、種を撒いた。
まだ、家にどんな資材があるかも十分に把握してなかった。
畝に被せる物はなかったので、とりあえず代用できそうなやつを使った。
だから、完璧じゃない。
なんなら、発芽しないかもしれない。
でも、これでいい。
やってから気づいたけど、これで成功したら、別に色々資材が要らないし、逆に失敗したら変えればいい。
当たり前だけど、完璧なんてないし、今ある状態で、なんとかやるってのが大事だなって思った。
特に、今はコロナで、あらゆるものがストップする可能性がある。
完璧じゃない状態で、いかに工夫して、ベターな状態にするかってのが大事だ。
その際に必要なのは、経験だと思う。
僕の場合、その経験がないから、こういう不測の自体では、きっと、すごく弱い。
だから、大事になってくるのが、先輩方にすぐ聞ける様にしておくということだろう。
それに加えて、しっかりと論理武装する必要もあると思う。
論理武装した上で、先輩の話を聞いて、自分の知識と照らし合わせながら、判断していくこと。
今回の種まきで、自分は結構完璧を求めてしまうタイプだということが分かった。
行動したい。
でも、その完璧を求める姿勢は忘れたくない。
勉強しなくなるから。
完璧を追求しつつも、曖昧なまま行動して、アジャストしていく。
そんなバランスが大事なんだろうなって思った。
どうなるか分からない状態なので、いろんなことを想定して、行動したい。
こんな事態には農家は強いと思う。
そして、農家として、世の中にしっかりと貢献したい。