素ヱコ農園の日々

佐賀県伊万里市で便利になった世の中で、手間のかかるストレスフリーの平飼いで外国産の餌に頼らないこだわりの餌作りを行っています。

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生産性と自分の性格

今日の学びは、生産性を上げるために、自分の性格をきちんと踏まえるということだ。

 

生産性は、使った資源に対して、どれだけ結果を出したかということで、以下の式で表される。

 

生産性 = アウトプット(成果) / インプット(時間・お金など)

 

生産性―――マッキンゼーが組織と人材に求め続けるもの

 

農作業は、どれも丁寧さが必要で、単純な作業の積み重ねだからこそ、一つ一つの作業の質とスピードををあげていかないと、後々の作業に影響していくので、生産性をあげるという考え方は非常に大切になってくる。

 

現時点で、自己評価してみると、生産性は非常に低いと思う。

 

理由は単純で、農作業に慣れてないから。

 

いや、待て。

 

ここで、止めてしまったら、なれるまでに相当な時間がかかるではないか。

 

ということで、生産性が低い原因を今日の作業から探してみることにした。

 

今日は、耕運機で土を耕した。

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これだけの面積を耕すのに、45分かかった。

 

この時間が、どれだけ早いかどうかはわからないが、とにかく疲れた。

 

作業中、めちゃめちゃきつくなって、自分を鼓舞するために、機械のでかい音の裏で、高校球児の時によく聞いていたファンモンのあとひとつを全力で歌って自分を鼓舞しながら進んだ。

 


FUNKY MONKEY BABYS 「あとひとつ」

 

「機械となかよくならないと」

 

研修先のオーナー真野さんに言われた。

 

こんだけ体力使ってしまったら、他の作業が全く進まない。

 

この方法はよくなかったなと素直に反省した。

 

ここから、自分の特徴を導き出すと、何かうまくいかないことがあった時は、

力づくで解決しようとしてしまうということだ。

 

野球部の癖が出てしまう。

 

こういう自分の性格を踏まえて、次、何かうまくいかないことがあった時には、一旦、止まって、冷静に、逆に力をめちゃめちゃ抜いて、どうしたら、いいんだろうか?と頭を働かせるような行動を取りたい。

 

とにかく、自分は、うまくいかなかった時こそ、体ではなく頭を使うということを叩き込む。

 

他にも、発見があった。

 

除草の時、めちゃめちゃ集中して草をむしった。

 

1時間半ぐらいは、すごい集中力発揮できたが、そのあとは、ちょっと効率が落ちたと思う。

ここから、導き出されるのは、自分の集中力は1時間半ぐらいだということ。

 

でも、待って。

この単純な草むしりを1時間半も集中できたのって、ちょっとすごいなって思った。

 

そして、大事なのは、なぜここまで集中できたのだろうか?

 

ということだ。

 

あの時のことを考えると、体力的に疲れていたというのがある。

 

そして、土を耕して、こんなにもきついんだと、疲れてる自分に、苛立っていたというのもある。

 

その状態がすごく悔して、負けるもんかと、ひたすら草をむしった。

だから、集中できた。

 

このことから、負の状態(結果が出てない)時の自分は、集中力が発揮されるということがわかった。

 

 

そういえば、野球やっていた時も、自分が不利な状態だった時の方が、すごく集中して、練習ができていた。

 

自分の場合、高いパフォーマンスを発揮するためには、この負の状態をうまく作ってやることが大事だなと思う。

 

負の状態とは、ある基準以下ということだ。

 

僕の場合、基準が明確で、それに自分が満たない時は、力が出る。

 

これからの課題は、自分で高い基準を設定できるかどうかだと思う。

 

そして、その高い基準以下のマイナスの自分をその基準値まで持っていけるかどうか。

が常にパフォーマンスを発揮できるかどうか?

 

特に、農業は、自分でやるので、この高い基準を自分で設定し、そこを目指せるかどうかが鍵になってくる。

 

今、やっていることはほぼほぼ雑用だ。

 

でも、その単純な作業に自分の性格や日頃からの行動が出る。

 

小さなことこそ、大切にしたい。

 

どんな時にどういう行動するかというのは大小か関わらずほとんど一緒だと思う。

 

僕の場合は、うまくいかなかった時に、頭ではなく力を使ってしまうということ。

そして、負の状態の時に集中力を発揮するということ。

 

もう一度、

 

小さなことこそ、大切にしたい。

 

その単純な作業に自分の性格や日頃からの行動が表れるから。